本文から書き始めると、手戻りが増える
記事制作の手戻りのほとんどは、書き終わったあとに「構成がずれていた」と気づくことで起きます。
本文を書く体力よりも、構成を直す気力のほうが先になくなる。これは私たちがライターさんと仕事をしていて、何度も見てきたことです。
だからonly 8では、本文の前に見出し構成だけをAIと往復して固めます。構成が決まっていれば、本文は各見出しを埋めるだけの作業になり、書き直しはほぼ発生しません。
実際に使っているプロンプト
検索キーワードと読者の状況を渡して、見出し構成のたたき台を複数案つくらせるプロンプトです。
ポイントは、記事の結論を自分で先に決めてから渡すこと。結論までAIに任せると、どこかで読んだような記事にしかなりません。
あなたはSEOに詳しい編集者です。 以下の条件で、記事の見出し構成(h2・h3)を3案つくってください。 # 狙うキーワード (例:ホームページ制作 名古屋 費用) # 読者の状況 (例:初めて制作会社を探していて、相場感がわからず不安) # この記事の結論(変えないこと) (例:費用は内訳で判断する。総額だけで比較しない) # 条件 - 検索意図を「知りたい」「比べたい」「決めたい」に分解して、その順に並べる - h2は5〜7個、各h2の下にh3を0〜3個 - 見出しだけで記事の主張が伝わる文にする(体言止めの羅列にしない) - 3案はそれぞれ切り口を変える
使うときのコツ
- 結論は必ず人間が決める。AIには「結論に向かう道順」だけを組ませる
- 3案を比べて、1案に絞らず良い見出しを組み合わせる
- 上位10記事の見出しを別途調べて、どの案にも無い視点があれば足す
- できた構成を声に出して読み、話の流れとして不自然な箇所を入れ替える
出力をそのまま使わない、が前提
このプロンプトの出力は、あくまでたたき台です。
私たちの実務でも、AIの構成案がそのまま採用になることはありません。必ず「自分たちしか書けない一次情報はどこに入るか」を確認して、入る場所がなければ構成から作り直します。
誰にでも書ける部分はAIに任せて、自分にしか書けない部分に時間を使う。geightで繰り返し伝えている「偏愛への集中」は、記事制作ではこの構成づくりから始まります。

